骨移植

オンレーグラフト(自家骨ブロック骨移植)

削りだした自家骨をブロック状に整えて、不足している部分を覆うようにネジで固定する方法です。併せて歯茎を移植することもあります。主に前歯から数えて5〜7番目の歯を失った場合に用いられますが、前歯の骨の吸収が著しい(合わない入れ歯を長期使用していたなど)場合にも、行われることがあります。
※1ヶ所25万円

スプリットクレフト

インプラントを埋入するための土台部分を作る手法の一つです。
骨の吸着の仕方によっては、先端が1-2mm程度しかない場合で使用されます。
水平的な骨の幅が不足しているときに該当します。インプラントを移植する場合には、最低でも5mm程度の骨の厚みが必要であり、骨を作り出すことで治療が可能になります。
方式は、狭くなった骨の部分に切り込みを入れ、骨を広げてインプラントを移植します。骨は、弾力性があるため、無理なく広げることが可能で、隙間には、骨補填材を使用して粘膜を縫合する方法が取られます。
※1ヶ所18万円

症例:ブロック骨移植2枚の難症例

まずは、下顎にインプラントを埋入しました。その後、下顎枝および頬棚からブロック骨を採取します。さらに上顎前歯部へ移植を行うのですが、そのままでは入りませんので、顎骨形態に沿うよう、骨をトリミングします。このトリミングが非常に難しいのです。

インプラントを埋入する際、ブロック骨をきれいにトリミング、形を合わせてフィットさせます。適切なポジションにインプラントを埋入し、母床骨を穿孔させ出血を促すことで骨の再生や血流を確保、留め金ピンで固定します。その後、隙間やとがった部分の修正を行い、人工骨や粉砕骨を撒いて顎骨と移行的なスムーズな状態へと仕上げてメンブレン(“じゅうたん”みたいなもの)でカバーして縫合します。

この縫合も難しく、充分に外科的な手技に精通していないと感染や裂開の原因になるから注意が必要です。減張切開といって充分に粘膜が進展するように配慮し、緊密に粘膜の断端を合わせて縫合、完了します。これが2枚あるわけですから、とても大変なことです。

続いて、隣接した部分をサイナスリフト。上顎洞を挙上し骨造成を行います。即日インプラント同時埋入を行い、全て二回法で対応します。これは、充分に骨を成熟させて長期間にわたって安定させるためです。

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