治療計画書001 患者さん：三郷市 男性

●患者主訴：ちゃんと歯を治したい。咬める様にしたい。

●パノラマレントゲン写真

今回の計画は下のインプラントは妥当ですが、上のブリッジについては力学的な問題から予後に不安かあります。

現時点で残す方針の歯について：状況によっては、冠を外して処置が可能かどうかを判断する必要があります。保存不可能で抜歯が必要であったり、あるいは、治療が必要になったり、長持ちしなかったりという可能性があります。

治療の選択肢の中からどのようにインプラント治療を進めていくか検討し、説明させていただきます。
基本的には治療を御理解されて、納得されるまで何度かお話しさせていただきます｡骨の状態を確認するためCT画像を撮影する必要があります。又、歯周病の検査を行い、必要に応じて先行処置が必要となります。

インプラントの埋め込みの手術です。部分麻酔（局所麻酔）でおよそ2時間程度です。

術後は「激しい運動、お酒、入浴（シャワーはOK）」は避けていただきます。

また術後は「腫れや痛み」などが少なからず出現しますので、お仕事や日常生活のご予定を考慮して手術日をお考えください。

術後1週間から2週間ほどで糸をとります。

治療期間　約3カ月
まずはじめに、クリーニングと歯周病処置を行います。その後インプラント手術を行い治癒を待ちます。待っている間に他の歯を治療します。

インプラントの頭出しの手術です。このケースですと、部分麻酔で10～20分位です。

インプラントの歯の型取りをします。ここでかみ合わせの高さが安定しない方は仮歯を作って入れます。

インプラントの歯の高さ合わせをします。全体の咬み合わせをチェックして合わせます。

歯の形や高さを仮合わせします。歯とインプラントの適合、歯の形、色、高さ、歯並びを診断し合わせます。

完成した歯を入れます。

すべての治療が終了したのちインプラントおよび御自身の歯を長くいい状態で維持するために定期健診、メンテナンスを受診していただきます。歯ぎしり、くいしばりをしている方は就寝時にマウスピースを作製し使っていただくことをおすすめします。