治療計画書023 三郷市 男性
治療計画書023 患者さん:三郷市 男性
●患者主訴:左上の歯が痛い
●パノラマレントゲン写真
≪現在のお口の中の状態≫
治療が必要な歯の位置
全体的に、プラーク(お口の中の磨き残しによってできるバイ菌のたまり場)がついています。虫歯の本数は4本です。
≪治療方針≫
1.痛みのある左上の神経をとる処置を最初にしました。現在、根の治療が終わって金属のかぶせものを入れた状態です。
2.全体的にプラークが付着しており、虫歯がたくさんできている原因になっています。
このままの状況で、虫歯の治療のみ行っても、再び虫歯ができてしまいますので、虫歯の治療と並行して、
ブラッシング指導(歯みがき方法、回数)を行っていく必要があります。
3.左上の奥から2番目の歯に虫歯があります。虫歯を削って、つめものをいれるために型どりをします。
4.左下の虫歯に関しても、削って詰め物を入れる予定です。この歯に関しては、
お口をあけると見えやすい場所ですので、白い詰め物を希望される場合(セラミックになります)は4万円費用がかかります。
5.右上の奥歯については、虫歯が歯ぐきの下の方にまで進行しており、残すことが非常に困難なため、
抜歯する予定です。抜歯後の、治療方法について大きく分けて3通りあります。
①とりはずしの義歯(入れ歯) 保険、自費
☆長所☆ 前後の歯を不必要に削ることはない。比較的、早く治療がおわる。
★短所★ 違和感が大きい。取り外しがわずらわしい。保険のものは銀のはりがねがかかるので審美的に劣る。
今回、入れ歯を選択することは、患者様の年齢を考えるとお勧めしません。患者さんご自身も抵抗があると思います。
②ブリッジ
☆長所☆ 違和感は比較的少ない。自費のものであればできるだけ歯に近い白いものもできる。
★短所★ 歯を抜いたところの前後の歯を、虫歯でもないのに削らなければならない。場合によっては歯の神経を抜く必要もでてくる。
この方法を希望される場合、右下の奥歯が伸びてきているため、
右下のかみ合わせの相手となる奥歯の頭を少し削る必要があります。
ただし、抜く歯の後方に歯が存在しないため、ブリッジをつくることは、歯に負担がかかりあまりお勧めではありません。(歯がない部分の両隣の歯を土台とすることができる場合はブリッジ治療として適しています。)
③インプラント
☆長所☆ 歯を抜いたところの前後は全く触らずに悪いところだけを治療できる。審美的にも優れている
★短所★ 基本、自由診療です。義歯、ブリッジに比べると期間が多少かかることもある。
インプラントをする場合、抜いてから、6カ月ほど骨が落ち着くのを待たないといけません。
また、ブリッジの場合と同様に右下のかみ合わせの相手の歯を少し削らないといけません。
治療費については別紙に詳しい料金表をお渡ししますので、ご覧になって、検討してください。
理想的な治療方法はインプラントです。
④抜いたままにする
右下の歯が噛み合わせの相手がいないことにより、伸びてきています。右下の奥歯の被せものを2本つなげる(連結)ことにより、多少対策はしますが完全ではありません。
インプラントについてのご質問・ご相談は無料初診カウンセリングでカウンセラー、もしくは、ドクターが詳しくお答えいたします。お気軽にご予約ください。無料の電話相談やWeb診断も行っていますのでご利用ください。
無料Web診断(無料診断コーナー)
総院長の阿部ヒロが、あなたの場合の治療費・治療方法・治療期間をお答えさせていただきます。
※同業者の問い合わせはご遠慮願います。
※携帯電話のメールアドレスをご入力されると当院からのメールが届かない場合がございますのでなるべくPC用のメールアドレスをご使用いただきますよう、よろしくお願いします。
このフォームは著作権で保護されていますので、無断転載を厳禁します。